こんにちは。住宅業界の中の人、リカコです ^o^/
複数のハウスメーカーや工務店から、間取りと概算見積もりを無料で一括ゲットすることのできるタウンライフについて徹底レビューしたいと思います。
一括依頼で複数社から間取りと見積もりを取ることができる、とても画期的なサービスです。
私的には、『 一括依頼 = 同じ条件で依頼 』できる点をとても評価しています。
はじめて家づくりをされる方には、同じ条件でどのようなプランが出てくるのか楽しみですよね?
はじめの比較検討材料としてはもってこいだと思いますので、利用してみてはいかがでしょうか?
目次
一括依頼の仕組みは?同じ条件で依頼するメリットは何?
ネットでお住まいの地域と簡単な要望、お客様情報を入力するだけで『 複数社に一括見積もり請求 』できる仕組みを解説していきます。
タウンライフが仲介役としてあなたの要望や情報を一括で受け取った後、各住宅会社に依頼する仕組みになっているので、あなたは一度の記入でOKです。
登録会社の審査があり国家基準をクリアした会社だけしか参加できない仕組みです。
タウンライフが、住宅会社をフィルターにかけてくれていますので安心ですね。
メリット
① ネットで一括依頼できるので、住宅展示場に行く手間がはぶける
② 営業マンの押しの強いトークを聞かなくてすむ
③ 金額のピンキリが把握できる
④ 相見積もりなのでコスト削減につながる
⑤ 間取りや見積もり内容が気に入らなかった場合、お断りがしやすい
⑥ 同じ条件での依頼なので、各社の力量や特徴、熱心さを比較しやすい
まずはネットで簡単に依頼できるので、敷居も低くて気軽にお願いできるのが便利です。
住宅展示場で営業マンから熱心なトークをされたり、間取りを一生懸命作っていただいたりすると、人情的になかなか断りにくいということもありますよね?
その点、タウンライフに登録している住宅会社は比較されていることを前提として参加していますので、気が楽です。
【 記入方法 】アイデアを引き出す要望欄の書き方
① ② まずは、お住まいの地域を選んでください
③ クリックして次に進みましょう
【 注意!】 お引越しなどで建築予定地が現在のお住まいの都道府県と大きく異なる場合は、その地域で対応できる会社が変わってきますので、お引越し先の建設予定地を選んだ方がよいです。
間取りを記入しよう!
『 希望の家の広さ 』ですが、例えば4LDKを希望した場合、
・一般的な大きさだと36坪~40坪くらい
・収納をしっかりとり、なおかつリビングも広めだと42坪~45坪くらい
・収納はあまりなく各部屋も小さめだと35坪以下
地価等による地域差がありますので、あくまでも目安にしてください。
資金計画と要望を記入しよう!
さて、『 その他、間取り・資金作成でのご希望やご要望、ご質問などご自由にご入力ください 』の欄に何を書けばよいかが分からない方もいらっしゃるかと思いますので、アドバイスさせていただきます。
まずは、記入例がありますのでそちらを参考にして、資金面や土地情報、構造や設備で希望することを箇条書きしてください。
ここからは、『 要望欄にぜひ書いてほしいこと 』をお伝えします!
それは、ズバリ、
車の台数とバイクや自転車の台数です!(将来の予定台数も含めて)
郊外だと、普通車と軽自動車の2台持ちは当たり前ですので、敷地に対してどのくらいの駐車場スペースがいるのかは超重要です。
間取りを作っていただく前段階で、車の台数をお伝えしてなくて、出来上がったプランに1台分の駐車スペースしかなかった場合....
間取りを最初から作りなおさなければいけません。
もう一台分の駐車スペースを増やそうとすると、部屋が1部屋分減ってしまいますのでショックが大きいです。
バイクや自転車のスペースもバカにできません。
思っている以上に面積がいりますので要注意です!
重要なのでもう一度お伝えします。
必須!! 車・バイク・自転車の台数は書きましょう!
次に、間取りの要望をどうするか?ですが....
間取りについては、自分たちで書いた図面や細かい要望は出さないほうが良いです(キリッ)
なぜかというと、要望が多ければ多いほど各社同じような間取りになってしまい、アイディアを引き出せなくなるためです。
まずは最初の段階なので、あんなプランやこんなプランが見てみたくないですか?
もちろん、ドストライクの間取りが依頼した会社の中にあるかもしれません。
決めきれない数のいい案が出てくれば、とてもラッキーだと思います。
でも、ドストライクのプランがなかったとしても、A社のここがいい!B社のここがいい!を組み合わせるとあなたの納得できる間取りが完成するかもしれません!
ですので最初の段階では、できるかぎりのアイデアを引き出すのが得策です。
の記事で紹介しましたが、雑誌を切り抜いたイメージ写真があればそれを添付して見ていただく方法が、あなたの意図が伝わりやすいと思いますので実践してみてください。
(添付ファイル欄がありますので写真を送ってみましょう)
『 間取りの要望は細かく出さないほうがよい 』
これは私が設計する側からみた、はじめての家づくりでどうしたらよいか分からない方向けのご提案ですので、
2度目の家づくりの方や、
LDKは嫌なので台所は独立させたい、
リビングは和風テイストにして全部畳を敷きたい....etc
といったこだわりがある方は、要望欄に記載してくださいね。
あと、電話での営業が苦手な方は、
「電話でのご連絡はお控えください。ご質問がありましたらメールにてお願いします」
のような一文を要望欄に加えておくとよいでしょう。
住宅会社を選択しよう!
地域によって登録されている住宅会社が少ない場合は、『 まとめて選択 』にチェックをいれてください。
逆に、登録されている住宅会社が多い場合は、
もちろん全部を選択されても構いませんが、
できれば3,4社にしぼると後の対応が楽なのでオススメします。
3,4社にしぼる場合、選択できる住宅会社の中に地域密着型の工務店があれば、必ずチェックを入れて選択するようにしてください。
工務店さんは、ハウスメーカーさんのように広告宣伝費や人件費にかける割合が少ないので、ローコストでできる可能性があります。
工務店さんの方が、自由度がありコストパフォーマンスに優れています。
ハウスメーカーでしか考えてないよ、という場合でも、まずはピンキリの値段が知りたいと思いますので一つは工務店さんにチェックをいれましょう!
ハウスメーカーへのコスト削減を提案しやすくなりますのでオススメします。
その後の流れとお断りの連絡方法
ハウスメーカーさんは、間取りが、ある程度パターン化されていますので比較的早くご提案が届くかと思われますが、工務店さんは少し時間がかかるかもしれません。
2週間程は、待ったほうがよいでしょう。
各社から届いた提案を比較検討してみてください。
金額も大切ですが、各社、特徴や得意分野がありますのでカタログやホームページで確認してください。
残念ながら、あなたの希望に叶わなかった会社には、簡単な文章で結構ですのでお断りのメールを送っておきましょう。
・ご提案してくださった金額が大きすぎたので....
・複数社依頼した中に、気に入った間取りと希望に叶う金額のご提案をくださった住宅会社がありましたので、そちらに決めたいと思います....
・こちらの地域は地震が多く、構造を重要視しておりましたので、構造に強い他社さんに決めました....など
間取りを考えることは、プロとはいえ大変時間がかかるものです。
営業の一環とはいえ、努力していただいた感謝も込めてメールを送っていただけると報われた気持ちになります。
選考にもれた理由がハッキリしていれば、きちんとお伝えした方が会社側としても助かるはずです。
タウンライフに登録しているということは、『 複数社に一括依頼している 』のが前提ですので、残念ながら選ばれなかったとしても割り切っているはずです。
安心して、感謝を込めてお断りしましょう。
『 住宅業界の中の人 』からお伝えしたいこと
『 家づくりで後悔しない方法 』として一番重要なことは、
あなたが、どの会社にお願いするか、なのです。
一度決まってしまうと後戻りはできません。
あなたの希望の家を叶えるために尽力を尽くしてくれる担当者さん、
センスのいい提案をしてくれる設計士さん、
一番コストパフォーマンスのよい提案をいただける会社、
を選ぶことが大切です。
そのためには複数の住宅会社を比較して選ぶことが最善の方法です!
はじめての家づくりとなると経験不足のため、なにがあなたにとってベストなのかは数社比較しないと見えてこないかもしれません。
決して『 どこで建てても同じ 』ではありません。
『 どこで建てるか 』が重要なのです。